院内イメージ

2011年7月 « トップへ » 2011年10月

2011年9月28日

【質問 12 】神経を抜いたところは、虫歯になりやすいのですか?

.....経を抜くということは、歯の中をくり抜くような治療になるため、歯が薄くなったり、割れやすくなったりします。

また、神経には血管も通っているため、栄養も行き渡らず乾燥状態になり、それだけでも歯には、ヒビが入りやすく、もろくなります。神経を抜いた歯には限りませんが、何かしら治療した歯は、かぶせ物も、それをつけているセメントも劣化するため、できた隙間から、また虫歯になったり、ひどい場合は、歯の根の管を伝わり、根の先に病巣を作る場合があります。できるだけ処置しなくて済むように日頃のケアが重要です。
page top へ

【質問 11 】ジェルネイルって歯科技術の応用だったんですか?

.....着でお話したコンポジットレジン(CR)というプラスチックの材料の応用がジェルネイルです。

CRとは、削った部分に接着剤をつけ、樹脂をつめて、特殊な光で反応させて固める材料です。ジェルネイルも、爪に樹脂をのせ、形を整え、光をあてて固めています。
page top へ

【質問 10 】虫歯には、どんなものを詰めているんですか?

.....在では実に様々な詰め物があります。白いプラスチック(CR)、金属、セラミックが主なものです。

これらにもそれぞれ種類があります。しかし、残念ながら、保険適用のものは、一般的な白いプラスチック(CR)と金銀パラジウム合金という金属しか、認められていません。皆さんがよく目にする銀色の詰め物です。どんなものにも寿命はありますが、変色やさびがよく見られる材料です。それ以外の材料ですと、プラスチックでも、細かい粒子を入れて、比較的丈夫に、そしてキレイに見せるものや、金の詰め物、セラミックの詰め物があります。
page top へ

【質問 9 】接着とは、どんな技術なんですか?

.....を削ったところに、詰め物や、かぶせ物をはりつける技術です。

一般的によく見られる方法は、虫歯の部分だけ削って、その部分にプラスチックの詰め物を埋めてくっつけていく方法です。このプラスチックの詰め物をコンポジットレジン(CR)と言います。歯を削った部分を消毒し、光で反応する接着剤を塗って、CRを詰めていきます。CRはそのままだとやわらかいので、特殊な光をあてることにより、反応させて、固めていきます。また、当院では、CR以外にもセレックというセラミックを使った接着システムもあります。これも同様に光を使って接着して治していく方法です。CRだと、広範囲に及ぶ虫歯の場合、強度や審美性に問題が出てくるため、なるべく小さい虫歯に使用しますが、セレックだとほとんど歯が残っていない場合でも、セラミックでキレイな形を作ることができるので、とても有効です。小さい虫歯にはCR、大きい虫歯にはセレックと、ほぼ全ての歯に対して接着の技術を使うことができます。
page top へ

2011年9月22日

【質問 8 】歯を磨けば、治る虫歯はあるんですか?

.....ナメル質が溶け始めているような初期の虫歯であれば、再石灰化を期待することができます。

正しいブラッシングにより、細菌を除去し、唾液の再石灰化能やフッ素により、歯の表面を再び硬くすることができます。虫歯だからと言って、全てを削ってしまうのは、もったないですよね。
page top へ

【質問 7 】黒い虫歯と白い虫歯があるの?

.....ナメル質の表面が溶ける(脱灰)初期虫歯では、エナメル質が白く濁って見えます。

急速に進行する虫歯には色がつきません。ゆっくり進行する慢性の虫歯は雑菌を巻き込んだり、象牙質のたんぱく質が分解されて炭素が出来たりすることで黒くなります。
page top へ

【質問 6 】痛くない虫歯は、治療しなくても大丈夫ですか?

ナメル質内の虫歯であれば、正しいブラッシングをすることにより、削る必要はありません。

しかし、質問3でお書きしたように、虫歯が大きくても痛みが出ないこともあるので、定期検診が必要です。歯の神経が死んでしまって痛くなくなった虫歯であれば、それは早急に治療が必要です。そのまま放置すると、どんどん腐り、その細菌が根を通り外に出て、顎の骨を溶かして膿の袋を作っていきます。これを根尖病巣と言います。症状が急性化すると、激烈な痛みと腫れを伴います。腐ってしまった神経を取り除き、根をきれいに消毒していく根管治療が必要です。
page top へ

【質問 5 】痛くない虫歯なんてあるんですか?

.....歯は歯の表面のエナメル質が溶けることによって始まります。

エナメル質には神経に通じる道がないので、エナメル質内の虫歯は痛くありません。しかし、エナメル質を越えて、内側の象牙質に到達した虫歯でも、ゆっくり進行する慢性の虫歯なら、痛みを感じないこともあります。また、今まで痛かった虫歯が痛くなくなることがありますが、これは虫歯が象牙質を越えて中の神経まで到達し、神経が死んでしまった可能性があります。
page top へ

2011年9月16日

【質問 4 】歯の痛みは、全部、虫歯のせいのですか?

.....の痛みは、虫歯のせいだけではありません。

最近よく、知覚過敏という言葉を耳にすることがあると思います。これは、冷たい物を飲んだり、歯を磨いた際に、歯が凍みることです。 知覚過敏は虫歯ではありません。ゴシゴシと、強く、大きくこするような磨き方をすると簡単に歯や歯肉が削れてしまいます。 歯肉が下がり、歯の表面のエナメル質も削れて、中の象牙質が出てくると、象牙質は神経に通じる道があるため、凍みてくるのです。また知覚過敏には、酸蝕歯というものもあります。これはメッキ工場や、ガラス細工工場など、酸性のガスに普段から曝露していたり、果汁、酢などを多く摂り過ぎたり、逆流性食道炎や酸性の薬剤を多くとるなど、酸の作用によって、エナメル質が溶けて凍みてくることです。 その他、咬み合わせが悪い、咬む力が強すぎるなどで、歯の負担となり、痛んでくる場合、あるいは、肩こりや、心筋梗塞でも、歯の痛みとして現れることもあるので、普段からの健康管理は大切です。
page top へ

【質問 3 】虫歯になると、どうして痛いの?

.....達の歯は、1番表面が固いエナメル質、その下が象牙質、真ん中に歯髄(神経)という構造になっています。

表面のエナメル質には、神経に通じる道がないので、エナメル質が虫歯になって穴が開いても、痛みは感じません。ところが、その下の象牙質には、神経に通じる道があるので、そこまで虫歯になると凍みてくるのです。(また虫歯には、エナメル質からの入口は小さく、象牙質に達すると広がる性質があるので、見た目だけでは分かりにくいです。) しかし、象牙質に及ぶ虫歯があると言っても、必ず痛むわけではありません。虫歯には急速に進む急性う蝕と、ゆっくり数年かけて進む慢性う蝕があります。急性う蝕は、急性に神経の方まで進んでいくので、痛みを伴うことが多いです。 しかし慢性う蝕は、咬んで違和感を感じる程度だったり、全く症状がないことが多いのです。 それはなぜでしょうか?虫歯とは、体にとっては刺激です。 その刺激が、ゆっくり加え続けられると、体は防衛反応として、刺激から遠ざかろうと神経を細くしていきます。 虫歯が大きくなるにつれ、神経が細く逃げていくので、よっぽどひどくなると、象牙質内で大きく広がり、歯の中身が無いような状態になってしまいます。まるで生卵のように。表面のカラがエナメル質、中身が虫歯でおかされて、軟らかくなった象牙質ですから、何か固いものを咬んだ拍子に、表面のカラ(エナメル質)がわれて、突然大きな穴が開く、ということがよくあります。 その時初めて気付いて、歯医者さんに駆け込んでも、神経を抜かなければいけなかったり、最悪の場合、抜歯になることもあります。 痛くないからといって、虫歯がないとは限りません。痛みが出た時には手遅れ。半年に1回位のペースで定期検診をされることをおすすめします。
page top へ

【質問 2 】どうして虫歯は歯が溶けたり、穴が開いたりするんです?

.....の中に常に住んでいる菌(常在菌)は、食べ物が入ってくると、その中の糖をエサとし、その時に代謝物として酸を出します。

つまり私達の口の中は、食事をすると、中性から酸性(PH 4~5)に傾くのです。この酸性環境が歯の溶ける原因です。 私達の歯の表面は、エナメル質という固い組織で覆われていますが、このエナメル質はPH5.5を境に溶けだします。これを臨界PHと言います。 このPH5.5以下の環境が長時間続けば、それだけ多くのエナメル質が溶けることになります。そこで重要なのが唾液の働きです。唾液には、食べ物を飲み込みやすくしたり、洗い流すだけでなく、実に様々な素晴らしい働きがあります。 その中に、緩衝能力と再石灰化作用があります。これは酸性に傾いた口の中の環境を中性に戻し、溶けてしまったエナメル質を再び固くする力です。 均衝が保たれていれば虫歯にはなりません。しかし、食事後ずっと歯を磨かなかったり、だらだらと食べ続けていると、どんどん酸性に傾き、唾液の作用だけではまかないきれず、溶けていく、つまり、虫歯になっていくのです。ですから、何か食べたり、飲んだりした後は、なるべく早めに歯を磨くか、よくゆすぐように心がけましょう。
page top へ

2011年9月 6日

【質問 1 】どうして虫歯になるの?

A : 副医院長の澁谷先生がお答えします。

お口の中を見ていて、歯にネバっとした、黄色っぽい、軟らかいものがついているのを発見したことはありませんか? これは食べかすではありません。プラーク(歯垢)といって、細菌の塊です。 この細菌には虫歯の原因菌や、虫歯菌を助ける菌、歯周病の原因菌など、1mg のプラークの中に、およそ300種類、数億~10億個の細菌が住んでいると言われています。
虫歯はうつる。と聞いたことがあると思いますが、同じ物を使って食事をしたり、お子さんに口移ししたりすると、この細菌達がうつる。ということです。細菌達は、食べ物が入ってくると、その中の糖をエサとし、代謝物として酸を出します。この酸が歯を溶かしてゆく。これが虫歯のはじまりです。
page top へ

2011年7月 « トップへ » 2011年10月